従来PACSは、ドクターがあらゆる検査情報を統合的に保管管理し、より的確な診療を実現するためのドクターサポートシステムとして捉えられていました。
その活用は、あくまでドクターの医療行為のサポートであり、ドクターサイドのためのシステムに留まっていたといっても過言ではありません。
PACS Solutionsのテーマは、このPACSを患者満足度向上をはじめ、クリニックのさまざまな問題・課題解決のために戦略的に活用すること。
クリニックのドクター1人体制を補完しながら、患者満足を極限まで高める“患者ファースト” な診療を実現。
診療効率と診療クオリティの高次元な両立をかなえながら、患者サイドの不安や負担を最小限に。
さらには、担当者としてスタッフを起用することで、スタッフのモチベーションアップにも貢献。
単なるドクターの補佐役から、医療のスペシャリストのひとりの看護師、看護助手としてPACSを操ることでのやる気ややりがいアップにもつながります。
医療画像情報システム
PACSは、患者さんの診断のための各種検査画像をはじめ医療関係画像を効率的に記録・保存し、参照・活用するための画像情報システムの略称です。内視鏡、エコー、眼底等、フィルムを使用していない静止・動画画像についても一元管理でき、あらゆる検査情報をさまざまな端末で瞬時に表示できる画像システムです。
医用デジタル画像の保存や通信に関する世界標準規格、DICOM(ダイコム)。
AOR(北米放射線学会)とNEMA(米国電気工業会)が開発し、1985年に最初の規格を制定。1993年に承認された新しい規格がDICOM と名付けられました。さまざまな画像診断機器の医用画像をPACSで
相互に利用するための画像と通信の標準規格として採用されています。DICOMでは、CTやMRI、CR等
で撮影した医用画像のフォーマットと、それらを扱う医用画像機器間の通信プロトコルを定義。DICOM規格に準じたマシン同士の画像データを利用できます。データには、患者情報や検査状況の情報などのヘッダー情報と画像データ本体とが含まれていて、CTやMRI、内視鏡や超音波等といった診療で用いられるさまざまな医用画像のPACSによる相互活用を可能にしています。
相談相手が見つけにくいクリニックの院長・ドクターの“お悩み” を解決。 患者さんも、スタッフも、院長も幸せになれるクリニックづくりをPACS Solutions でサポートするクリニックの問題解決パートナーです。