「日々の診療に、もはやPACSは欠かせない!」、そうお考えのドクターにPACS更新のポイントをお伝えします。
新規導入とは異なり、PACSS更新の場合にクリアすべき課題を整理しました。
診療過程のなかで、画像の一部を記録していた段階から、あらゆる画像を記録・保存し、活用する段階へと、さらなる本格的活用を進めておられるなかで、今後のデータ容量の増加は想像を遙かに越えることが予測できます。
固定的なサーバー運用では、サーバーの経年劣化や、スペックの陳腐化等の問題が払拭できません。
今後は、クラウド型を選択することで無限ともいえるデータ容量の増大に対応できるとともに、データ増加量の予測やそれへの対応の心配もなくなります。
平成23年の東日本大震災の記憶も薄れないなか、平成28年の熊本地震発生。南海トラフ巨大地震の発生も予測されるなかで、災害対策とデータのバックアップは、最も大切な条件のひとつです。
クラウド型PACSメーカーは、日本国内のエリアがまったく異なる複数の拠点でデータ管理することで万一の場合に備えています。
特にクリニックでは、災害発生直後からさまざまな医療対応が責務なため、災害発生時にも早期のPACS 稼働が欠かせない使命なのです。
これまで蓄積された患者さんのデータは、クリニックにとって最も大切な財産のひとつです。
ハードの更新にともなう保存データの移行が、漏れなく、タイムラグなく、スムーズに行われなければ安心して更新することはできません。
これまで長く利用してきた場合、保存しているデータ量も莫大で、移行にかかる時間も長くならざるを得なくなり、その間のリスクも増幅します。
トラブルなくデータを移行できることは、更新時に最もチェックしたいテーマのひとつです。
もはや必須ともいえる電子カルテの運用。採用している電子カルテとの連繋性もまた欠かせない条件のひとつです。
フィルム化、デジタル化のメリットを最大限に活かしながら、システム間の壁を越えたスムーズな連動が果たせるかどうかもあらかじめチェックしておきたいポイントのひとつです。
いったんPACSを活用し始めたら、PACSなしのクリニック診療はさまざまな側面から不可能といっても過言ではありません。
万一、PACSが停止してしまったとき、早期の復旧は更新条件の必須テーマです。
システムのダウンタイム(停止時間)を最小限に留めるべきベンダー対応については、あらかじめ十二分に確認しておくことが欠かせません。
特に、「コールセンターの24時間365日対応」という言葉を鵜呑みにしないことも大切なことのひとつです。
「コールセンターの24時間365日対応」とは、単にダウンしたことを連絡できる窓口が開いているというだけで、肝心な具体的対応を24時間365日やってくれるわけではありません。
保守・管理サービスのクオリティは、本体のクオリティに勝るとも劣らないことは、どんなに強調しても強調し過ぎることはないでしょう。
ますます増え続ける画像データ。膨大な画像保管を自院の院内サーバーで保管することは、物理的にも保守的にも安全確保のためにもお勧めできない選択です。
これからは、クラウド型に移行することで、PACSの高稼働への不安を払拭できます。
予測不能といっても過言ではないデータの増加を心配することなく、災害時のバックアップも万全で、最先端のテクノロジーを存分に享受できるクラウド型PACSは、まさにクリニックのPACS Solutionsのマストアイテムといっても過言ではありません。
今後の新規のPACS導入はもちろん、更新時にもクラウド型PACSは必須の選択肢です。
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