PACS更新、PACSの戦略的活用でクリニック経営の問題・課題を解決

待遇や条件による差別化の限界

人口ピラミッドを見るまでもなく、今後若年層の労働人口は減ることはあっても、増えることはありません。

医療の現場でも同様で、慢性的な看護師不足の問題が解消することはないと断言できるでしょう。

しかも、給与をはじめとする待遇をいくら改善したところで、他のクリニックと大きく差をつけることはできません。

また、待遇改善はいったん実施してしまえば当たり前のこととして認識され、スタッフの継続的なモチベーションアップにはつながらないのです。

求人・採用のメインテーマは
ドクターの想いの共有へ

そもそも医療を志し、看護師をはじめ医療の現場で働こうと目指されたひと達には共通の想いがあります。

それは患者さんのお役に立ちたいという熱い気持ちです。

さまざまな仕事が存在するなかで、医療といういわば特別な職種を選んだひと達の根底には、この患者さんをお助けしたいという心が存在することを忘れないでいただきたいのです。

だからこそ、まずドクターの医療への志しや熱い想い、責任感や覚悟といったことをぜひHPをはじめ求人・採用の場で忘れずに語っていただきたいのです。

特に地域医療の要となるクリニックは、地域のひとたちの健康を見守るという使命を果たすことが求められるとともに、それをドクターが強く認識していることを標榜することで、同じ想いを抱いたスタッフの求人・採用につながることをご理解いただきたいのです。

現場でのやりがいを
求人・採用のアピールポイントに

どんな職業でも同じですが、お客様に喜んでいただけることくらいスタッフにとっての大きなやりがいはありません。

医療の現場では、患者さんに感謝されることは、そこで働く最も大きな理由のひとつになります。

給与や勤務時間をはじめとする採用条件以上に、自分がはたらく現場でのやりがいが大切です。

大病院とは違って、日常的な疾病で来院される患者さんがほとんどのクリニックでは、患者さんから感謝されるような場面はなかなか少ないのが現状です。

だからこそ、PACSにより患者さんの高い満足度を実現しているクリニックでは、そのことを求人・採用のメッセージに必ず記載するようにしてください。